リラックス効果が人気であるサウナは、運動後に利用することでもリラックス効果が期待できると言われています。
特に近年、スポーツジムはサウナを併設している場所が増加してきています。
今回は、筋トレ後にサウナに入るメリットや、正しい入り方についてご紹介します。
筋トレ後にサウナに入ることにはさまざまなメリットがあります。
筋トレを行った30分から60分後にサウナを利用することで疲労回復効果が期待できます。
サウナに入ることで、血流が促進され疲労箇所への酸素の供給が素早く行われます。
酸素の供給が速くなることで、疲労原因である乳酸の分解の速度を上げるため疲労回復に繋がります。
筋トレの効果を増大させる可能性も期待できます。
筋肉の肥大化は、筋トレによる筋肉の損傷を修復することによって行われます。
筋トレ後にサウナに入ることで、損傷した筋肉の細胞が温まりやすくなり筋肉細胞の生成を促します。
疲労回復効果だけでなく、美容効果やリラックス効果もサウナによって得られます。
サウナ熱で顔回りの血流が促進され、顔の血色、肌ツヤが良くなり、毛穴が閉じやすくなります。
サウナに入ることで自律神経も安定するため、よりリラックス効果が期待できます。
筋トレ後の正しいサウナの入り方としては、水分を必ず取ることと長時間サウナに入らないことがポイントです。
サウナに入ることで大量の汗をかくため、入る前と後は必ず水分補給を行うことを心がけましょう。
入る時間としては数分から十数分以内を目安とし、長い時間のサウナは避けましょう。
また、サウナ後に1分ほど水風呂に浸かることで体への温冷刺激を繰り返し、より血行促進が期待できます。
水風呂での刺激が強いと感じる場合は、シャワーで冷水を浴びるのもおすすめです。
さらに水風呂の後には、10分ほど外気浴を行うことで自律神経が整い、よりリラックス効果が得られます。
横になって外気浴を楽しむことで、全身にリラックス効果が行き渡ります。
先ほど紹介した通り、筋トレ後にサウナに入ることは疲労回復や筋トレの効果を増大させるなどに繋がります。
サウナを利用する際は数分から十数分の利用にとどめ、長時間滞在するのは避けましょう。
また利用後は水風呂や外気浴で体の体温を調整するのがおすすめです。