「チアシードの名前は聞くけどどのような栄養があるのか知りたい」
「チアシードは本当に栄養価は高いのか知りたい」
このようにお考えの方は多いでしょう。
チアシードは、他の野菜と比べても栄養価が高く、スーパーフードとしても有名です。
そこで今回は、チアシードに含まれる栄養分やどのくらいの栄養が含まれているのかをご紹介します。
チアシードが体に良いと聞いたことがある方はたくさんいらっしゃるでしょう。
実際にチアシードは、体に必要な栄養素を豊富に含んでいます。
そこでここではまず、チアシードに含まれている栄養分をご紹介します。
アルファーリノレン酸は、体内で作り出せない「必須脂肪酸」と呼ばれるものです。
そのため、食事のなかで摂取する必要があります。アルファーリノレン酸は、体の中でEPAやDHAに変換され、血液の中の悪玉コレステロールを減少させたり、血の流れをよくしたりしてくれます。
セレニウムは、人の体に必要なミネラルの一種で、体の中の抗酸化反応に関係しています。
過酸化脂質の生成を抑制する酵素の成分としての効果を発揮し、老化対策に役立ってくれます。セレニウムが不足してしまうと、髪が抜けやすくなったり、シミが増えたりします。そのため、特に女性には嬉しい作用を持つ栄養素と言えるでしょう。
食物繊維は、腸内環境を整え、便秘対策にも役立ちます。
特にダイエット中は、積極的に摂取したい栄養素です。チアシードの乾燥状態の小さじ一杯分は、やく1.1グラムほどですが、アボカドやごぼうの6倍以上に相当します。
チアシードのスプーン一杯(約12グラム)に含まれる栄養は以下の通りです。
・エネルギー51.5kcl
・タンパク質2.6g
・脂質3.4g
・ナトリウム0.2mg
・糖質及び食物繊維3.9g
・オメガ3脂肪酸2191mg
・オメガ6脂肪酸595mg
・オメガ9脂肪酸198mg
これらを他の食材を比較すると、タンパク質は赤インゲン豆の約6倍、食物繊維はオーツ麦の約3倍、マグネシウムはブロッコリーの約5倍、鉄分はほうれん草の約3倍、カルシウムは牛乳の約6倍、オメガ3脂肪酸はサーモンの約8倍です。
今回は、チアシードに含まれる栄養分やどのくらいの栄養が含まれているのかをご紹介しました。
アルファーリノレン酸やセレニウムなど、摂取しづらい栄養素がたくさん入っています。含まれている栄養価も、野菜や魚、牛乳の何倍も含んでいます。今回の記事を機に、チアシードを食べるようにしてみてはいかがでしょう。