ダイエット中は、筋トレもさることながら食生活にも気を使いますよね。
食事の中でも、炭水化物は避けるべきものとしての認識が強いかもしれません。
確かに、炭水化物は太りやすい食品であると言われています。
しかし、全ての炭水化物が太りやすいわけではなく、太りにくい炭水化物も存在するのです。
この記事では、太る炭水化物のランキングと太りにくい炭水化物について紹介していきます。
炭水化物の中にも太りやすいものと太りにくいものがあります。
その判断基準となるものがGI値です。
GI値とは、血糖値の上昇しやすさを数値化したものです。
70以上の場合は、血糖値が上がりやすいと言われています。
血糖値が上昇すると、インスリンが分泌され、血液中の糖をエネルギーに変えていきます。
その中で、余った糖は中性脂肪として体内に蓄えられます。
血糖値が急上昇するほどインスリンが大量に分泌されるので脂肪がたまりやすい体になってしまいます。
このGI値が高い炭水化物をランキングで紹介します。
1位:食パン
2位:うどん
3位:白米
4位:もち
この傾向を見ると、白い炭水化物が太りやすいと言えるかもしれません。
それでは、太りにくい炭水化物にはどのようなものがあるのでしょうか。
ここでは3つ紹介します。
GI値が55となっていて、GI値が88の白米よりも断然低くなっています。
玄米は、食物繊維や糖質を燃やしてエネルギーに変えるビタミンB1が豊富です。
お米であることには変わりないので、一緒に食べるおかずが脂質の高いものにならないように注意しましょう。
GI値55であり、食物繊維、ミネラル、タンパク質が豊富な炭水化物です。
タンパク質が豊富である分、トレーニングを行っている人に向いていると言えます。
しかし、グラム当たりのカロリーは白米よりも高いため、食べ過ぎには気を付けましょう。
GI値は54で、食物繊維やポリフェノールのルチンが豊富です。
また、そばはおかずいらずで、付け合わせもわかめや鶏肉などヘルシーなものが多いのも特徴です。
もちろん、揚げ物系の付け合わせは高カロリーなため、ダイエット中には付け合わせとして選ぶことは禁物です。
太る炭水化物ランキングと太りにくい炭水化物を紹介しました。
太りやすいものと太りにくいものの見分け方としてGI値という指標は覚えておくようにしましょう。
太りにくい炭水化物でも、食べ過ぎやおかずの選び方などによっては効果がなくなってしまいます。
太りにくい炭水化物だからと安心せず、食べ方にも気を配ると良いでしょう。