「筋肉が脂肪に変わる」
このような噂を聞いたことがある人は多いのではないでしょうか。
ダイエットをする時は噂に惑わされやすいですよね。
果たして、本当に筋肉が脂肪に変わることはあるのでしょうか。
この記事で解説していきます。
筋肉が脂肪に変わるということは絶対にありません。
そもそも、筋肉と脂肪は構成する物質が異なります。
筋肉は主にタンパク質、脂肪は主に脂質からできています。
構造が違うため、筋肉が脂肪に変わるということはありえません。
では、なぜ筋肉が脂肪に変わるという説が出ているのでしょうか。
それは、筋肉量が落ちて基礎代謝が下がると、脂肪がつきやすくなるからだと考えられます。
筋肉が落ちて脂肪がついた状態を筋肉が脂肪に変わったと勘違いしたことからこの説が出るようになったのでしょう。
筋肉を落とさずに、脂肪だけを減らすにはどうしたら良いのでしょうか。
2つの方法を紹介します。
脂肪を減らすには有酸素運動が効果的です。
しかし、有酸素運動は長時間行うと、筋肉まで分解する恐れがあります。
そのため、メインはあくまでも筋トレで、有酸素運動は補助的な役割として行うと良いでしょう。
筋肉量が増えてくると基礎代謝が上がり、脂肪を燃焼しやすくなるため、有酸素運動は少しずつ減らしていっても問題ありません。
筋肉を減らさないためにはエネルギーが必要です。
体にエネルギーが足りなくなると、筋肉を分解してアミノ酸とエネルギーをつくろうとします。
筋肉を維持したまま脂肪を減らすために必要なのは、食事制限ではなく、食生活の改善です。
米やパンといった太りやすい炭水化物は控え、野菜や肉、魚などのタンパク質をしっかり取るようにしましょう。
トレーニングで使った筋肉を回復させるには、タンパク質が欠かせません。
手軽に栄養を補いたいという方にはプロテインもおすすめです。
筋肉と脂肪は別の物質で構成されているため、筋肉が脂肪に変わるということはありえません。
ダイエットする時には、筋肉を落とさずに、脂肪だけを落とす必要があります。
食生活の改善とトレーニングを一緒に行っていくことでより効果的なダイエットを行っていきましょう。
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