運動不足でお悩みの方が多くいらっしゃいます。
運動不足になるとさまざまな体調問題を引き起こします。その中でも運動不足は便秘を引き起こしてしまいます。
今回は運動不足によって便秘が引き起こされる原因と便秘改善の運動法についてご紹介します。
運動不足の状態は常に同じ姿勢が維持されるのと状況が似ています。
お仕事でずっと椅子に座っていると、筋肉が固まってしまい、肩こりや腰が痛くなります。これと同様に運動不足であると、小腸や大腸が硬くなって動きが鈍くなってしまいます。
腸が固まると便を排出するために先へ送り出すぜん動運動が弱くなってしまい、便秘を引き起こしてしまいます。
また排便の際に力むことがありますが、これは腹筋を用いた行為です。運動不足によって腹筋が弱くなると、便を排出する力がなくなってしまい、便秘を引き起こします。
多くの高齢者が便秘になるのは、腹筋が衰えてしまうのが原因であるとよく言われています。
ここでは便秘改善のためにすべき運動について解説します。
1日の合計で30分程度の有酸素運動を行うことがおすすめです。
目安としては多少の汗をかくくらいの運動や散歩を行うと良いです。
これによって血の流れが良くなり、腸のぜん動運動も活発化します。
お仕事の最中で運動ができない方や散歩ができない方は定期的に体をひねったり、立ち上がって体を伸ばしたりするのがおすすめです。
同じ姿勢のまま長時間座ってしまうと腸が動かなくなりますし、肩こりなどを引き起こす原因にもなります。
またエスカレーターやエレベーターを使わずに階段で移動するのも良いです。
意識できる範囲で体を動かすことで、筋肉や体幹は鍛えられるので、日常的に意識しましょう。
腹筋をアスリート並みに鍛える必要はありません。
日常的に生活できるだけの腹筋を維持することで便秘を防げます。
特に腹横筋などのインナーマッスルを鍛えることを意識するとぜん動運動が活発化し、排便での悩みがなくなります。
今回は運動不足によって便秘が引き起こされることについてと毎日の運動習慣と意識によって便秘が改善されるということをご紹介しました。
年齢を重ねるにつれて便秘に悩む方が多いです。今回の記事を参考に毎日の運動を習慣化し、便秘に悩まない生活を送りましょう。