ゴルフに段々とのめりこんでいく中で、必ず一度は壁にぶつかるのではないでしょうか。
「始めたての頃は上達スピードが速かったのに、最近は伸び悩んでいる」
そういった方にやってもらいたいのが、ボールを使わずに行う自宅練習です。
これから自宅練習の重要性と練習法について見ていきましょう。
ゴルフをやっていてなかなか上達しない理由の1つに、素振りの不足があります。
ボールを打つ時はどうしてもボールに目が行ってしまい、スイングへの意識が薄まります。
この状態のままスイングを続けていると、良くない癖がついてしまいます。
自宅練習として、ボールを使わずに素振りをすることによって、綺麗なスイングを身に付けられます。
安定したスイングになることで、ボールも安定して飛ばせるようになるでしょう。
自宅で行えるスイングの練習法は3つです。
1つ目は、タオル素振りです。
少し長めのタオルを用意してください。
先端を結んで結び目をつくり、結び目の反対側を持ちます。
スイングをして結び目が背中に当たったタイミングで反対に振り返します。
これをリズムが同じになるように繰り返し行います。
この時に気を付けるべきことは、フォロースイングとバックスイングの時に毎回同じ箇所に結び目が当たるようにすることです。
その結果、スイング時に身体をしなやかに使えるでしょう。
2つ目は、太極拳素振りです。
太極拳素振りとは、太極拳のようにとてもゆっくりとした動作で行う素振りです。
時間をかけて素振りすることによって、それぞれのポイントを意識しながらスイングできます。
実際にボールを打つ時は一瞬ですが、スイング動作で気を付けたいポイントはいくつかありますよね。
この太極拳素振りでは、ボールを打つ時の一瞬の動作では意識しきれない部分まで身体に染み込ませられます。
3つ目は、ヘッドスピードアップ素振りです。
クラブ2本とホースのような形をした柔らかいスイング練習器具を用意しましょう。
まず、クラブ2本を重ねて握り、両足を地面にしっかりつけた状態で左右に振りきるスイングを10回ずつ繰り返します。
次に、スイング練習器具を握り、鞭のようなイメージで、器具が身体にまとわりつくように左右に振りきるスイングを10回ずつ繰り返します。
段々とスピードを上げながら交互に繰り返し行いましょう。
重たいものと軽いものを繰り返し振ることで自分の最大筋力を上げられます。
この最大筋力の向上がヘッドスピードアップにつながるのです。
ゴルフにおける自宅練習の重要性と練習法を紹介しました。
自宅練習をすることによって、自分のスイングを見直せます。
綺麗なスイングが身に付けば、ボールも思い通りに飛ばせるようになるでしょう。
もっと上手くなりたいという方はぜひ参考にしてみてください。