ゴルフのヘッドスピードを上げることは、飛距離を伸ばすことにつながります。
とはいえ、スイングの練習を繰り返すだけでは限界があります。
そこで、筋トレを行うことでヘッドスピードを上げていくことをおすすめします。
今回は、ヘッドスピードを上げる筋トレについて紹介します。
ゴルフの飛距離を伸ばすために必要なポイントは主に2つです。
1つ目は、強くて速い筋肉をつけることです。
ゴルフのスイングは全身を使います。
しかし、全身の筋肉をまんべんなく鍛え上げるというのは難しいことです。
そのため、筋肉の中でも強くて大きな筋肉を鍛えていくことで飛距離を伸ばすことにつながります。
2つ目は、柔軟性をつけることです。
筋肉は鍛えれば良いというものではなく、肩甲骨や股関節の周りの筋肉は柔らかくしておく必要があります。
いくら筋肉をつけても柔軟性がなければ力がボールに伝わりません。
また、筋肉を柔らかくしておくことでけがの防止にもつながります。
ヘッドスピードを上げるために必要な筋肉は、背筋、腹筋、下半身です。
ここでは、それぞれの部分ごとに筋トレ方法を紹介していきます。
背筋を鍛えるためにおすすめのメニューは、チンニングです。
チンニングとは懸垂のことで、背筋の中でも広背筋を鍛えられます。
以下の手順で行っていきましょう。
1.肩幅よりやや広く腕を開き、順手でバーを握る。
2.背筋を伸ばして息を吐きながら素早く体を引き上げる
3.最大まで持ち上げたら数秒キープする
4.息を吸いながらゆっくり体をおろす
10から15回、3セットが目安です。
腹筋を鍛えるためにおすすめのメニューはプランクです。
プランクは、腹筋だけではなく、インナーマッスルも鍛えられます。
以下の手順で行っていきましょう。
1.うつ伏せの状態で肘と前腕を肩の真下につけ、上半身を持ち上げる
2.つま先を立てて足から首までを一直線にする
3.30秒から1分間キープする
3セットを目安としましょう。
下半身を鍛えるためにおすすめのメニューはスクワットです。
以下の手順で行っていきましょう。
1.足を肩幅くらいに開き、つま先をやや外側に向ける
2.背筋を伸ばしたままゆっくりと腰を落とす
3.太ももと床が平行になったところで数秒キープする
4.素早く元に戻る
20回、3セットが目安です。
ゴルフのヘッドスピードを上げるためには、強くて速い筋肉、柔軟性のある筋肉をそれぞれつけていくことが大切です。
また、ヘッドスピードを上げる筋トレでは、背筋、腹筋、下半身を中心に鍛えていきましょう。