短期間で効率的に体脂肪を減らし、健康的で引き締まった体型を手に入れたい。
そう考えている方は、もしかしたら筋トレと有酸素運動の組み合わせに注目しているかもしれません。
実は筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、単独で行うよりも効率的に体脂肪を減らせるのです。
今回は、筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、効率的に体脂肪を減らし、健康的でバランスの取れた体型を実現するための具体的な方法について解説していきます。
筋トレと有酸素運動を組み合わせる最大のメリットは、効率的に体脂肪を減らせることです。
1:成長ホルモンの分泌促進
筋トレを行うと、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、体脂肪の分解を促す作用を持つホルモンです。
この成長ホルモンが分泌された状態で有酸素運動を行うと、体脂肪が燃焼されやすくなります。
2:消費カロリーの増加
筋トレによって筋肉量が増加すると、基礎代謝が向上し、消費カロリーが増加します。
つまり、同じ運動量でも、筋トレをしている人の方が、より多くのカロリーを消費できるということです。
3:メリハリのあるボディライン
体脂肪は、どの部位も同じ割合で減っていくという性質を持っているため、有酸素運動で体脂肪を燃焼するだけでは、メリハリの利いたボディラインはなかなか作れません。
しかし、筋肉を鍛える筋トレを組み合わせることで、バランスの取れた身体づくりが可能になるのです。
4:相互効果
有酸素運動は、筋トレ時の心肺機能向上や怪我予防に繋がります。
また筋トレによる基礎代謝、持久力の向上は、身体をリバウンドしにくい状態にすることで有酸素運動の効果を維持してくれます。
筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、効率的に体脂肪を減らし、健康的な体づくりを目指せることがわかりました。
では、具体的にどのような運動を組み合わせれば良いのでしょうか。
ここでは、初心者でも取り組みやすいおすすめの有酸素運動と筋トレの種類、それぞれの運動の方法や効果について紹介します。
1:ウォーキング
ジョギングよりも体への負荷が少なく、運動が苦手な人でも気軽に始められます。
しかし、ただ歩くのではなく、背筋を伸ばし、歩幅を広くして速めに歩くように意識しましょう。
2:ジョギング
息が上がるようなペースではなく、軽く会話ができる程度でゆっくり走ります。
体への負荷が高いため、運動に慣れていない人はウォーキングから始めましょう。
3:フィットネスバイク
フィットネスバイクは自宅用のものも市販されているので、家トレも可能です。
1:シットアップ
いわゆる「腹筋」のことです。
仰向けに寝て両膝を立て、両手を頭の後ろで組んで上体を床と垂直になるまで起こし、元の体勢に戻ります。
お腹まわりだけでなく、太もも前面の大腿直筋も鍛えられます。
2:スクワット
脚は肩幅ぐらい、つま先はやや外向きに。
背中を丸めずに膝を曲げて腰を落とし、膝を90度になるまで曲げたら元の姿勢に。
下半身だけでなく、腹筋や背筋の強化にも効果的です。
筋トレと有酸素運動を組み合わせる具体的な運動プランの例として、以下のようなメニューがあります。
・月曜日:スクワット10回×3セット、腕立て伏せ10回×3セット、ウォーキング30分
・火曜日:シットアップ15回×3セット、バックエクステンション10回×3セット、ジョギング30分
・水曜日:休息
・木曜日:スクワット10回×3セット、腕立て伏せ10回×3セット、踏み台昇降運動15分
・金曜日:シットアップ15回×3セット、バックエクステンション10回×3セット、エアロビクスダンス30分
・土曜日:休息
・日曜日:ウォーキング30分、フィットネスバイク30分
これはあくまで一例なので、自分の体力や目標に合わせて、運動の種類や強度、回数を調整してください。
筋トレと有酸素運動を組み合わせることで、効率的に体脂肪を減らし、健康的で引き締まった体型を実現できます。
成長ホルモンの分泌促進や消費カロリーの増加、メリハリのあるボディライン、相互効果など、さまざまなメリットがあります。
今回紹介したおすすめの有酸素運動と筋トレを参考に、自分に合った運動プランを作成し、継続して実践することで、理想の体型に近づきましょう。