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トライセプスプレスマシン正しい使い方を紹介!フォームで効果を最大化しよう!
PERSONAL TRAINING
#バルクアップ

上腕三頭筋は、腕の裏側に位置し、腕の伸展動作に不可欠な筋肉群です。
この筋肉を効果的に鍛えることは、力強い腕の形成だけでなく、見た目のバランスを整える上でも重要となります。
トライセプスプレスマシンは、安定した環境でこの上腕三頭筋を集中的にトレーニングできる優れたマシンです。
しかし、その効果を最大限に引き出し、安全にトレーニングを行うためには、適切なマシンの設定と正しいフォームの習得が不可欠です。
今回は、初心者の方でも安心して取り組めるよう、マシンの初期設定から具体的な動作、注意点までを詳しく解説していきます。

トライセプスプレスマシンの設定方法


初心者向け重量設定の目安

トレーニングを始めるにあたり、適切な重量設定は非常に重要です。
初心者の方は、まず軽い重量からスタートし、正しいフォームを維持できることを最優先に考えましょう。
目安としては、10回から15回程度繰り返すことができ、かつ最後の数回でややきつさを感じる程度の重さが適しています。
この重量設定であれば、筋肉への刺激を十分に与えつつも、フォームが崩れるリスクを最小限に抑えることができます。
一度この重量で動作を確認し、スムーズに行えるようであれば、少しずつ重量を増やしていくことを検討してください。
ただし、重量を上げる際には、必ずフォームが崩れない範囲で行うことが、効果を高め、怪我を防ぐための鍵となります。

シートとグリップの調整ポイント

マシンの効果を最大化し、関節への負担を軽減するためには、シートの高さとグリップの位置を適切に調整することが不可欠です。
まずシートの高さは、座った状態でグリップを握った際に、腕が床と平行になるか、やや肘が曲がった状態になるように調整します。
具体的には、グリップがご自身の胸の上部あたりに来る高さが一般的です。
次にグリップですが、握った際に肘が約90度になるような位置に調整されるのが理想的です。
これらの調整を行うことで、上腕三頭筋に的確な負荷がかかり、トレーニング効果が高まります。
不適切な設定のままトレーニングを行うと、効果が半減するだけでなく、肩や肘の関節に余計なストレスがかかり、怪我の原因となる可能性もありますので、丁寧な調整を心がけましょう。

トライセプスプレスマシンの正しい使い方は?


動作の手順と正しいフォーム

まず、シートに座り、両手でグリップを握ります。
この際、肩に力が入らないようにリラックスさせ、背筋を伸ばして安定した姿勢を保ちましょう。
次に、息を吸いながら、ゆっくりとグリップを胸の上部あたりまで引き、肘を曲げていきます。
この時、肘が体から大きく離れすぎないように注意し、肩甲骨を軽く寄せるような意識を持つと、より効果的に上腕三頭筋に刺激を与えることができます。
そして、息を吐きながら、肘を伸ばしきらないギリギリのところまで、グリップを押し出していきます。
動作全体を通して、反動を使わず、ゆっくりとコントロールされた動きを意識することが、正しいフォームの基本となります。

効果的な可動域の設定

トライセプスプレスで効果を最大限に引き出すためには、適切な可動域(動作範囲)の設定が重要になります。
一般的に推奨されるのは、グリップを引いた際に肘が約90度になるまで曲げ、そこから押し出す際に肘関節を伸ばしきる手前まで、つまり完全に伸ばしきらない範囲で動作を行うことです。
肘を伸ばしきってしまうと、関節に負担がかかりやすくなり、怪我のリスクが高まるため、常に肘にわずかな曲がりを残すように意識してください。
逆に、可動域が狭すぎると、筋肉への刺激が不十分となり、トレーニング効果が低下してしまいます。
ご自身の柔軟性や筋力に合わせて、無理のない範囲で、かつ十分な刺激が得られる可動域を見つけることが大切です。

怪我を防ぐためのフォーム上の注意点

トライセプスプレスを安全に行うためには、いくつかのフォーム上の注意点を遵守する必要があります。
最も重要なのは、動作の終盤で肘を完全に伸ばしきって「ロック」しないことです。
肘関節に過度な伸展ストレスがかかるのを防ぐため、常にわずかに曲げた状態を保ちましょう。
また、肩がすくまないように注意し、動作中に肩が過度に前に出たり、内側に入ったりしないように、肩周りの筋肉は安定させることが求められます。
背中が丸まったり、過度に反ったりするのも、腰への負担が増加するため避けるべきです。
さらに、動作は急激に行わず、常に筋肉のコントロールを意識し、ゆっくりとしたペースで、反動を使わないように心がけることで、怪我のリスクを大幅に低減できます。

まとめ


マシンを用いたトライセプスプレスは、上腕三頭筋を効果的に鍛えるための優れたトレーニング方法です。
マシンのポテンシャルを最大限に引き出し、安全かつ効果的にトレーニングを進めるためには、まず初心者向けの重量設定の目安を参考に、無理のない範囲で負荷を設定することが肝心です。
さらに、トレーニング効果を高めるためには、シートの高さやグリップの位置を自身の体格に合わせて正確に調整し、動作の手順や正しいフォームを習得することが不可欠となります。
特に、肘を伸ばしきらないことや肩・腰への負担を避けるといった怪我防止の注意点を常に意識し、適切な可動域でコントロールされた動作を心がけましょう。
これらのポイントを実践することで、より安全で効果的な上腕三頭筋のトレーニングが可能となり、理想の身体づくりへと繋がっていくはずです。

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