プロテインは筋肉を鍛える目的だけでなく、日々の栄養補給にも活用されています。しかし、他の食材と比較した時のカロリーやプロテインを飲むことで太る可能性について気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回は、プロテインのカロリーと正しい摂り方について説明します。
プロテインにはホエイプロテインやソイプロテインなどタンパク源が異なるものがあります。
さらに、同じタンパク源でも商品によってその他の原料は異なるため、カロリーは一様ではありません。実際に、商品の使用目的に応じて、プロテインのカロリーは異なり、その範囲は50~120キロカロリー程度となっています。
プロテインのカロリーを他の食材と比べると、同じタンパク質量あたりのカロリーはプロテインの方が低い傾向があります。実際に、タンパク質15グラム当たりのカロリーを見ると、プロテインは70~300キロカロリー程度ですが、肉、魚や乳製品などの食材は70~400キロカロリー程度です。
これだけでは違いを感じにくいですが、食材は調理時に油や調味料を使用することでカロリーが増えるため、実質的にプロテインの方が痩せやすいタンパク源だといえます。
しかし、場合によってはプロテインのカロリーが高くなることもあります。特に、体を大きくする目的で使われるものや、素早いエネルギー補給のために使われるものは、プロテインの中でも比較的カロリーが高いです。
プロテインを選ぶときは、その使用目的に注目するのがポイントです。
プロテインを使って痩せたいなら、食事の一部をプロテインに置き換えるのがおすすめです。
例えば、一食で炭水化物を大量摂取してしまう人は、糖質を適度に含んだプロテインと置き換えることで、カロリーを抑えられます。さらに、タンパク質摂取量が増えるので、筋肉がつきやすくなり、痩せやすい体をつくれます。
いくらプロテインが低カロリーでも摂取量が多すぎると、余分なエネルギーは脂肪に変わってしまいます。そのため、同じカロリーのプロテインであれば、腹持ちが良いものを選択すると、ダイエットに効果的です。例えば、ソイプロテインは吸収速度が比較的遅く、腹持ちが良いのでおすすめです。
プロテインは他の食材と比べてもカロリーが低いタンパク源です。また、食事の一部と置き換えたり、腹持ちの良いものを選んだりすれば、さらにダイエット効果を高められます。
あなたも、プロテインを上手に活用して、健康的に痩せましょう。