ホルモンバランスの乱れは、肌荒れや気分の落ち込みなど、さまざまな不調の原因となります。
特に女性は、ライフステージによってホルモンの分泌量が大きく変化するため、悩みを抱える方も少なくありません。
そこで今回は、ホルモンバランスを整えるための簡単なストレッチをご紹介します。
自宅で無理なくできるストレッチで、心身ともに健やかな毎日を目指しましょう。
ホルモンバランスを乱す主な原因として、ストレス、不規則な生活、加齢、冷えなどが挙げられます。
ストレスは自律神経を乱し、ホルモン分泌に影響を及ぼします。
睡眠不足や偏った食生活もホルモンの働きを妨げ、年齢とともに分泌量が減少することも避けられません。
また、冷えによって血行が悪くなると卵巣機能が低下し、バランスが崩れる原因となります。
ストレッチには、血行促進やリラックス効果、骨盤の歪み改善といったメリットがあります。
血流が良くなることで、ホルモンを分泌する内臓に酸素や栄養が届きやすくなります。
また、深い呼吸を伴う動きは副交感神経を優位にし、ストレスを和らげます。
骨盤まわりをほぐすことで、子宮や卵巣の働きを助け、ホルモンの分泌をサポートします。
ホルモンバランスを整えるには、ストレッチと合わせて生活習慣の改善も欠かせません。
大豆製品に含まれるイソフラボンなどを意識したバランスの良い食事、十分な睡眠、軽い運動を心がけましょう。
また、入浴や温かい飲み物で体を温め、血行を良くすることも効果的です。
腹式呼吸を意識し、息を吸うときにお腹を膨らませ、吐くときにへこませましょう。
深い呼吸で副交感神経が整い、ストレッチの効果も高まります。
骨盤周りの血行を促すことで、子宮や卵巣の働きを活性化します。
仰向けに寝て両膝を立て、左右にゆっくりと倒す動きを10回ほど繰り返しましょう。
肩や首をゆっくり伸ばすことで、自律神経が整い、気分の安定につながります。
椅子に座り首を左右に倒して10秒キープし、次に肩を前後に10回ずつ回します。
お腹周りの血流を良くし、卵巣を温めます。
仰向けに膝を立て、お尻をゆっくり持ち上げて5秒キープし、ゆっくり下ろす動作を5回行いましょう。
寝る前のリラックス習慣としておすすめです。
仰向けで両膝を抱え、胸に引き寄せて10秒キープしてから、ゆっくり戻します。
足首やふくらはぎの血行を促進します。
椅子に座って片足を伸ばし、足首をゆっくり回します。左右10回ずつ行い、軽くマッサージするとより効果的です。
ホルモンバランスを整えるには、ストレッチに加え、食事・睡眠・運動など生活全体の見直しが重要です。
今回紹介したストレッチは、どれも自宅で手軽に実践できるものばかり。
日々の習慣に取り入れることで、体の巡りが良くなり、気分も前向きになります。
フィットイージーでは、ヨガやピラティスなどのスタジオレッスンを月会費内で利用可能です(※1)。
インストラクターの指導のもと、正しい姿勢や体の使い方を学びながら、楽しく健康的な体づくりを始めてみませんか。
※1: バーチャルまたは対面レッスンの実施内容は店舗により異なります。ご利用の際は事前にご確認ください。