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マラソンで壁を破る!スピードを上げる練習メニューと基礎知識
PERSONAL TRAINING
#ダイエット

マラソンで自己ベストを更新したい、あるいは伸び悩んでいるランナーの皆さん、スピードアップは永遠の課題ですよね。
記録を向上させるには、闇雲に走り込むだけでなく、戦略的なアプローチが不可欠です。
今回は、マラソンのスピードを上げるための基礎知識から、レベル別の練習メニュー、そして安全にトレーニングするための注意点までご紹介します。
さあ、理論と実践を組み合わせて、記録更新を目指しましょう。

マラソンのスピードを上げるには?


スピードアップに欠かせない要素とは

マラソンにおけるスピードとは、単に速く走る能力だけではありません。
重要なのは、速いペースを維持する「スピード持久力」です。
これは、目標とするレースペースをどれだけ長く維持できるかという能力を指します。
スピード持久力を高めるには、基礎的な体力向上と、効率的な身体の使い方を習得することが重要になります。
また、スピードは「ピッチ(歩数/分)」と「ストライド(歩幅)」の掛け算で決まります。
それぞれの要素を理解し、バランス良くトレーニングに取り入れることが、スピードアップへの近道となるでしょう。

ピッチを上げるための練習

ピッチを上げるには、下半身の回転力、特に股関節周りの筋力と筋持久力が重要になります。
股関節の柔軟性を高めるストレッチや、股関節を意識したトレーニングを取り入れると良いでしょう。
また、上半身の腕振りもピッチに影響します。
腕を振る際には、肩甲骨を意識し、体幹と連動させることで、より効率的な推進力を得ることができます。
さらに、神経への刺激も重要です。
ジョギングの最後に短い距離の流し(200m程度)を取り入れることで、神経系の活性化を促し、ピッチ向上に繋げることができます。

ストライドを伸ばすための練習

ストライドを伸ばすには、地面を強く蹴り出す力が必要です。
そのためには、臀部やハムストリングスといった、股関節を伸展させる筋肉を鍛えることが重要になります。
スクワットやランジなどの筋力トレーニングに加え、坂道ダッシュも効果的です。
坂道ダッシュは、平地よりも大きな力を地面に加える必要があり、ストライドを伸ばすための筋力強化に繋がります。
また、腸腰筋の柔軟性もストライドに影響します。
股関節の可動域を広げるストレッチを継続的に行うことで、より大きなストライドを獲得することができます。

レベル別のスピードを上げる練習メニュー


初級ランナー向け練習メニュー

初級ランナーの方は、まず基礎体力向上を重視しましょう。
週に3〜4回のジョギングを行い、徐々に走行距離を伸ばしていきます。
ジョギングの際には、正しいフォームを意識し、無理のないペースで走ることが大切です。
スピード練習としては、ジョギングの最後に短い流し(100m×5本程度)を取り入れるのがおすすめです。
これにより、スピードを出す感覚を養い、神経系の刺激にも繋がります。
また、筋力トレーニングも取り入れましょう。
スクワットやランジなどの基本的な種目を、正しいフォームで行うことが大切です。

中級ランナー向け練習メニュー

中級ランナーの方は、スピード練習の強度を上げていきましょう。
週に1回のインターバルトレーニングを取り入れるのがおすすめです。
例えば、400m×5〜10本(レストは200mジョグ)や、1000m×3〜5本(レストは400mジョグ)など、自分のレベルに合ったメニューを選びましょう。
また、持久力向上のために、週に1回のロング走(20km〜30km)も継続しましょう。
ロング走のペースは、無理のないペースで、最後まで走り切れるように調整することが大切です。

上級ランナー向け練習メニュー

上級ランナーの方は、より高度なスピード練習を取り入れましょう。
例えば、レペティション(短い距離を全力で走る練習)や、閾値走(レースペースに近いペースで一定時間走る練習)など、様々な種類のスピード練習を組み合わせることで、より効果的なトレーニングを行うことができます。
また、筋力トレーニングも、より専門的なものを取り入れましょう。
プライオメトリクス(ジャンプ系のトレーニング)や、ウェイトトレーニングなど、爆発的な力を養うトレーニングを取り入れることで、より高いレベルのスピードを獲得することができます。

まとめ


マラソンのスピードアップには、基礎知識の理解と、レベルに合わせた計画的なトレーニングが不可欠です。
ピッチとストライドを意識し、スピード持久力を高める練習を取り入れましょう。
適切な休息も忘れずに、怪我なくトレーニングを継続することが重要です。

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