ゴルフで飛距離を伸ばすには筋肉が必要、とよくいわれます。
しかし、実は飛距離には関係のない部位の筋トレをしてしまっていて逆効果だった、なんてことになったら悲しいですよね。
そこで今回は、ゴルフの飛距離アップのために鍛えるべき筋肉と、鍛えてはいけない筋肉をご紹介します。
ゴルフで飛距離アップするためにはドライバーのヘッドスピードアップが必要です。
ヘッドスピードアップするために、腕の力だけに意識が向きがちな方が多いです。
しかし、腕の力、上半身の力だけを使ったスイングでは飛距離アップにはつながりません。
飛距離アップをかなえるためには下半身の力を使った全身のスイングと、体幹がブレないようにすることが大事です。
そのため、筋トレをする際には、下半身と体幹のトレーニングに重点的に取り組んでいきましょう。
下半身の筋肉を鍛えることによって、上半身の回転に耐える土台が作れます。
腰回り、臀部、太ももの筋肉が弱いと、回転の負荷に耐えられず腰痛の原因にもなります。
また、体幹を鍛えることで体の軸がブレずに力のロスがなくなり、遠心力を十分にボールに伝えられます。
そして、軸が安定することによって、フォームが安定し飛距離アップだけでなく、ショットが安定することも期待できます。
具体的には、下半身のメニューはスクワット、レッグランジ、体幹のメニューはプランク、クランチなどがあります。
ゴルフで必要な筋肉については前章でご紹介しましたが、実は鍛えてはいけない筋肉というのも存在します。
必要のない筋トレをしてしまうと、ゴルフパフォーマンスを低下させるだけでなく、怪我につながりかねません。
鍛えてはいけない筋肉とは以下の4つです。
・大胸筋(胸)
・上腕二頭筋(腕の力こぶ)
・僧帽筋上部(肩)
・頸部回旋筋群(首)
大胸筋と上腕二頭筋を鍛えてしまうと体の回転、ねじりを邪魔してしまい、フォームが乱れてしまいます。
また、僧帽筋上部と頸部回旋筋群が発達するとフォームの悪化に繋がってしまいます。
今回は、ゴルフの飛距離アップのために鍛えるべき筋肉と、逆に鍛えてはいけない筋肉についてご紹介しました。
飛距離アップを目指す方におすすめしたいのが、下半身と体幹のトレーニングです。
これらの筋肉を鍛えることによって、体の回転の力を十分に発揮できて飛距離アップをかなえられます。
もし、筋トレのやり方が分からないという方や、個人的に足りていない筋肉を鍛える方法を知りたいという方がいらっしゃれば、ぜひ弊社にご相談ください。