みなさんは一日に必要なたんぱく質量をご存じでしょうか。
筋肉を作るためには筋トレに加え、適切なたんぱく質量を把握しておくことが大切です。
そこで今回は、たんぱく質の必要摂取量とたんぱく質と体の関係について紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
これから厚生労働省によって定められた日本人が摂るべきたんぱく質の量を紹介します。
15~17歳の育ち盛りであれば一日当たり65グラムの摂取が推奨されています。この量は普段の食生活に含まれているものが多く、肥満傾向の人は過剰に摂取している可能性が高いです。
定期的に運動を行う人やアスリートになると、体重1キロ当たり1.2~2.0グラムのたんぱく質が必要だと言われています。例えば、体重65キログラムの人が1キロ当たり2グラムのたんぱく質を摂ると130グラムのたんぱく質を摂る必要があります。
このように、量が多い場合は、プロテインを活用して摂取するのも一つの手でしょう。
たんぱく質は体づくりとして筋肉を作りたい時や、強化したい時に欠かせない栄養素ですが、体内でどのような働きをしているかまでは知らない人も多いのではないでしょうか。
厚生労働省の定めるたんぱく質摂取量の目安として、成人男性は60グラム、成人女性は50グラムとなっています。ただし、成長段階や妊娠中の方などでは必要な摂取量も変わってくるので注意しましょう。
たんぱく質は不足しても過剰に摂り過ぎても良くありません。そのため自分に合った必要な量を把握することが大切です。
ここではたんぱく質と体の関係について2つのポイントに分けて説明します。
1つ目はたんぱく質の働きについてです。
体内には約3~10万種類のたんぱく質が存在すると言われており、それぞれ独自の働きをしています。体のエネルギーとなる以外にも、栄養や酸素の運搬や免疫機能の維持、体を守る働きもあります。このようにたんぱく質は、私たちの体を健康な状態に保つために様々な働きをしています。
2つ目は筋肉を作る仕組みについてです。
たんぱく質が体内に十分にある時に、筋トレなどで筋肉を刺激すると筋肉組織にたんぱく質が吸収されやすくなります。たんぱく質を取り込んで筋肉が作られる仕組みを同化作用と呼びます。必須アミノ酸やBCAAの一種であるロイシンのようなアミノ酸を摂取することは、筋肉の合成を刺激して同化作用を促すのに効果的でしょう。
今回の記事では、たんぱく質の必要摂取量とたんぱく質と体の関係について紹介しました。
たんぱく質は摂り過ぎても良くないので、自分に合った量を摂るようにしましょう。
今回の内容を参考に、タンパク質を摂ってみてください♪