体を鍛える際に糖質は敵だと思われている方もいらっしゃるかもしれませんが、糖質は筋トレをする際にも必要な栄養素です。
そこで今回は、おすすめの糖質摂取のタイミングについてご紹介します。
また、筋トレに糖質が必要な理由についてもご紹介するので、筋トレに励まれている方はぜひ参考にしてみてください。
確かに糖質の摂りすぎは禁物ですが、運動前には適度に糖質を取ったほうが良いです。
基本的に、運動は筋トレなどの無酸素運動とウォーキングなどの有酸素運動に分けられます。
無酸素運動では糖質がエネルギーとして利用され、有酸素運動では脂肪がエネルギーとして利用されます。
また、糖質が不足した状態では、糖質の代わりに体内のタンパク質を筋肉から分解することでエネルギーとして利用します。
この状況が続くと、筋トレをすればするほど筋肉が失われてしまうという状況になりかねません。
そのため、無酸素運動で筋肉を減らさないためにも、事前にエネルギー源として適切な量の糖質を摂っておくことが大切なのです。
まずは、トレーニング前です。
トレーニングの3時間ほど前に糖質を含んだ食事を摂ると、トレーニングに必要なエネルギーの量を増やせます。
エネルギーを事前に蓄えておくことで、長い練習時間でも体力が持続しやすく、運動強度が高いトレーニングもこなしやすくなるでしょう。
空腹のままトレーニングを始めることはなるべく避け、通常の食事が取れなかった場合でも栄養ドリンクやゼリー飲料などを摂取して糖質を摂るよう意識しましょう。
次に、トレーニング後です。
トレーニングで使用され不足してしまった筋肉中のエネルギーの回復は、トレーニング後約1時間付近がピークと言われています。
そのため、筋肉を作るためのタンパク質と一緒に、エネルギーを回復させるための糖質を合わせて摂取するのがおすすめです。
トレーニングが終わった後速やかに糖質を摂取することでエネルギーの回復を促し、筋肉にあるタンパク質の分解を抑制します。
忙しくてすぐに食事できない場合は、おにぎりやバナナなどを食べてタンパク質がエネルギーに変わることを防ぎ、2時間以内にしっかりとした食事を摂るのが理想的です。
今回は、体を鍛える際は糖質は敵だと思われている方に向けて、筋トレには糖質も重要である理由をご紹介しました。
また、糖質摂取におすすめのタイミングもご紹介しました。
この記事を参考に、バランスの良い食事を心掛けてみてくださいね。
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