筋トレには、ダイエットしたり筋肉をつけるために行うもの、という印象があるかもしれません。
しかし、筋トレの効果は見た目の変化にとどまらず、精神面や脳機能にも良い影響があるのです。
今回は、筋トレによる効果と筋トレ効果を高めるポイントを紹介していきます。
筋トレには主に5つの効果があります。
1つ目は、基礎代謝の向上です。
基礎代謝は筋肉量に比例するため、筋トレを行うことで太りにくく痩せやすい体を作れます。
2つ目は、成長ホルモンの分泌です。
筋トレを行うと、成長ホルモンが分泌されます。
成長ホルモンは、タンパク質を合成させることで筋肉や骨を生成したり、脂質の代謝を促進して体脂肪を燃焼させたりする働きがあります。
また、病気への抵抗力も上がるため、筋トレで成長ホルモンを分泌することで健康な体を保てるのです。
3つ目は、メンタルヘルスです。
筋トレを行うことで、ドーパミンやエンドルフィンなどのホルモンが分泌されます。
これらのホルモンはメンタルヘルスに良い効果があるとされていて、精神的に安定しやすくなります。
4つ目は、脳機能の向上です。
筋トレを行うと、認知症予防に効果があるとされる物質も分泌されます。
5つ目は、睡眠の質の向上です。
筋トレによって疲労感を得ることで睡眠の質を向上できます。
筋トレ効果を高めるには以下の2つのポイントを抑えましょう。
筋トレは基礎代謝を上げる効果があるのに対し、有酸素運動は脂肪燃焼の効果があります。
筋トレを行った後に有酸素運動を行うことで効果的に脂肪を燃焼させられます。
また、有酸素運動にはコレステロール値や血圧を改善する効果があるため、健康面でも有効です。
筋トレにはタンパク質の摂取が欠かせません。
筋肉はタンパク質で構成されていて、筋トレで傷つけられた筋肉を修復するにはタンパク質を必要とします。
また、タンパク質だけでなく他の栄養素も体に必要であるため、バランス良く摂取するようにしましょう。
筋トレと合わせてバランスの良い食事を心がけると良いでしょう。
筋トレを行うことは、見た目だけでなく多くの面で大きな効果があります。
筋トレをなかなか始められないという方は、これを機に始めてみてはいかがでしょうか。
また、筋トレを行う時には、有酸素運動と合わせて行ったり、バランスの良い食事をとったりして筋トレの効果を高めるようにしましょう。