筋トレには筋肉痛がつきものです。
筋トレを頑張った翌日に、筋肉痛になり辛い経験をしたことがある方も多いでしょう。
筋肉痛は筋肉が炎症を起こしている証拠です。
実は、そんな筋肉痛にもいくつか種類があるのです。
今回は筋肉痛の種類と原因、筋肉痛の時の過ごし方についてご紹介します。
筋肉痛には以下の2種類があります。
運動後すぐに感じる筋肉痛です。
場合によっては、運動している最中に痛みを感じることもあります。
筋肉が酸欠状態に陥ることによって、痛みを感じるようになります。
主に、プラジキニンやアデノシンなどといった痛み物質が蓄積することが原因と考えられています。
多くの方が経験したことのある筋肉痛は遅発性筋肉痛です。
大きな負荷がかかった部分が数時間後に痛みを感じます。
原因はいくつかの説があり、一昔前は乳酸が原因だとされていました。
しかし、最近の研究によって乳酸値は運動直後のタイミングで低下することが判明し、違う説も提唱されています。
現在では、筋繊維を修復する過程での痛みや痛み物質などによって、痛みを感じる神経が敏感になっていることが原因であるという説が有力です。
また、運動してから翌日、または2、3日後に起こる筋肉痛の仕組みは解明されておらず、謎に包まれているのです。
筋肉痛は歳をとるほど遅く出ると良く言われますが、この真偽も定かではないのです。
一般的に、歳をとると運動不足になるため、若い人と同程度の運動負荷でも、筋肉痛になりやすいことも関係していると考えられています。
1つ目は筋肉痛を感じる部分を温めることです。
筋肉痛がひどい場合は、筋繊維が炎症している証拠であるため、アイシングすることが大切です。
一方で、痛みが少し落ち着いてきた場合は温めることが効果的です。
温めることで血行が刺激され、疲労物質が流れやすくなるのです。
2つ目は軽くストレッチをすることです。
運動後にストレッチを行うことで、緊張状態の筋肉を和らげる効果があります。
10分程度を目安に、心地よい強度でストレッチしましょう。
今回は筋肉痛の種類と原因、筋肉痛の時の過ごし方についてご紹介しました。
筋トレに筋肉痛はつきものですが、筋肉痛のメカニズムは解明されていないことも多いのです。
また、筋肉痛がおさまってきたら、その部分を温めると良いでしょう。
筋肉痛と上手く付き合いながらトレーニングすることが大切です。
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