スポーツの上達において欠かせないのが日々のトレーニングであることは間違いないのですが、運動の前後に体のメンテナンスを行うことも大切な要素です。
簡単に体のリカバリーメンテナンスを行う方法として、運動の前後にストレッチやマッサージを行うことがあります。
今回は、運動の前後に行うマッサージの効果や方法をご紹介します。
スポーツトレーニングにおいてマッサージの効果が最も発揮されるタイミングが、体を動かす前と後となります。
運動前のマッサージには、筋肉や関節の状態を整えることで練習や試合に集中させることや、未然にケガを防ぐ役割のものであるため、心身の両面のケアのための役割が強いです。
運動後のマッサージには疲労回復の役割が強く、運動後に疲労して硬直した筋肉をほぐし、けが防止や疲労回復を促進させます。
マッサージを行う部位だけでなく、全体の疲労回復にも繋がるため、積極的に行いましょう。
スポーツを行う上でマッサージは運動の前後に行うことが大切だと紹介しましたが、マッサージを行うタイミングによっては適したやり方が異なる場合があります。
運動前は、練習や試合のウォーミングアップの補助的な感覚で行いましょう。
痛みのある部位やほぐしておきたい部位を重点的にマッサージし、手のひらで擦るようにマッサージをする、揉む、押さえるなどを3分から5分ほどで軽く行いましょう。
運動後はすぐにマッサージを行うのではなく、シャワーで汗を流し体の熱を落とした後に行うのが好ましいです。
疲労部位を中心に、体全体をゆっくりと手でさすったり、揉みこむことでマッサージを行います。
マッサージに掛ける時間の目安は20分から30分ほどで、ゆっくりと時間をかけて行いましょう。
また、マッサージの際はオイルを使用することでより効果的に疲労回復を行えます。
また、運動中に痛みや痙攣などが起きてしまう場合があると思いますが、その際もマッサージはおすすめです。
症状が出た箇所の筋肉を伸ばし、痙攣が収まるまでほぐすようにしましょう。
スポーツを行う際は、運動の前後両方でマッサージを行うことが大切です。
運動前は、けが防止や集中力を高めるために取り組み、運動後には疲労回復の役割があります。
どちらのタイミングでもスポーツを行う上では大切なため、積極的に取り組みましょう。