「筋トレをしているけどどのタイミングで食事をとるべきか分からない」
という方も多いのではないでしょうか。
そこで今回は、筋トレの行うタイミングや運動後に摂取したい栄養素について紹介します。
また、どのくらいの時間を空けて食事をとるべきかについても紹介するのでぜひ参考にしてみてください。
筋肉を大きくさせるためのトレーニングを行う場合は、食前に筋トレする方が良いでしょう。食前の体は交感神経が活発になっており、筋肉に送られる血液量が増加します。血液量が増加することで、代謝が高まるので筋繊維が損傷を受けやすい状態になります。
しかし、食前の空腹時は栄養が足りていない状態であるため、損傷した筋繊維を回復させるために筋肉からエネルギーに変換されます。そのため、食前に行う場合は筋肉が分解しないように、直後に栄養を補給することが大切です。
一方で筋トレの効果を最大化したい場合は、直後に筋トレを行う方が良いでしょう。食後に筋トレを行うと、体内に豊富にエネルギー量がある状態なためトレーニング中にも損傷と修復活動が行われます。ただし、消化不良を起こしやすいことがあるので気をつけましょう。
食後は消化器が活発に働いている状態なので、激しいトレーニングを行う際には注意が必要です。また、血液が消化器官の働きに集中するため、脳への血液量が少なくなり集中力も下がることがあるでしょう。
ここでは運動後に摂取したい栄養素を4つに分けて紹介します。
1つ目はたんぱく質です。
筋肉の修復や合成に使用されます。アミノ酸に分解されて筋肉以外に、皮膚や内臓、血液の材料となります。内臓も疲労するトレーニング直後はたんぱく質の補給を心がけましょう。
2つ目は炭水化物です。
トレーニングによって消耗したグリコーゲンを回復させるために、吸収の早い糖質を取るようにしましょう。
3つ目はアミノ酸です。
トレーニング中の疲労やエネルギー代謝に効果があると言われています。早く吸収したい場合はサプリメントを活用すると良いでしょう。
4つ目は電解質(ミネラル)です。
不足すると筋肉のけいれんや集中力の低下につながります。スポーツドリングなど水分補給を利用して摂取するのがおすすめです。
今回の記事では、筋トレの行うタイミングや運動後に摂取したい栄養素について紹介しました。
栄養を適切に取り入れることは、体の回復にも大きな役割を果たします。筋トレの効果を高めたい方は、食後2~3時間後に行うと良いでしょう。
是非今回の内容を参考にして筋トレを始めてみてください。